特に限定せず糖尿病患者さま一般を対象に診療を行っています。外来でのインスリン導入や自己血糖測定の指導、栄養指導、フットケアなども積極的に行っています。
糖尿病は根治することはできませんが、コントロールできる病気です。しかし、糖尿病治療薬の種類も増え、いくつもの新しいインスリンが使用できるようになっても、血糖コントロールは容易ではありません。それは患者さまに食事療法・運動療法といった基本の治療を実践・継続してもらうのが難しいからと考えられます。
糖尿病専門外来では、専門医による通常の糖尿病診療に加え、糖尿病療養指導士による指導を行っています。現在当院には糖尿病看護認定看護師1人と看護師・管理栄養士・臨床検査技師の糖尿病療養指導士が16人在籍しています。そして交替で内科外来に待機し、簡単な栄養相談、自己血糖測定やインスリン注射の手技の指導や見直し確認、フットケアなどを行っています。
複数の専門職種スタッフが患者さまと直接対話し、そこから患者さまが自ら積極的に療養に取り組むきっかけを作ることができるよう配慮しています。
外来糖尿病患者数は約1,600人、教育入院患者数は107人です。
フットケアをこの場でご紹介します。実際のフットケアは、まず足の状態の観察から始めます。色や血流はどうか、角質・タコ・ウオノメ・巻爪はどうか、感染や白癬はないか、神経障害の有無などを確認します。患者さまにも鏡を使って足底までよく見ていただきます。
本格的な処置は、外来の専用室で糖尿病療養指導士が行います。足浴で十分に角質を軟らかくした後、専用の道具も使用して余分な角質・タコ・ウオノメの処置や軽症の巻爪の処置などを行っています。さらにクリームや抗真菌剤を使用し、今後のメンテナンスについても指導します。この処置は時間を要しますが、非常に効果があり患者さまにも好評です。