整形外科は内田、髙原、加藤、高田、鈴木、山口、岡田、日野の8人と、スポーツ整形外科専門部長(顧問)檀浦の計9人が担当しています。
救急をはじめとする地域医療と独自の専門医療を提供しています。診療圏は徐々に拡大し、患者数、手術件数ともに年々増加しています。
急性期の外傷、四肢関節疾患、スポーツ障害、関節リウマチ、透析や糖尿病にまつわる四肢の障害など、整形外科疾患・外傷の全般に精力的に取り組んでいます。
当院では整形外科領域の疾患・外傷をほぼ網羅して治療しています。
膝前十字靱帯損傷をはじめとするスポーツ選手の傷害、離断性骨軟骨炎などの若年者のスポーツ障害、変形性膝関節に対する人工関節置換術や高位脛骨骨切り術、交通事故や労災事故の四肢の高エネルギー外傷(腕や脚の骨折など)、高齢者の大腿骨頚部骨折などを多く手がけています。
上肢・手の外傷・疾患が比較的多く、近年は肩関節の関節鏡視下手術が増えました。肩腱板断裂や投球障害肩の治療を積極的に行っています。
関節鏡を用いた手術が全手術例の約1/3を占め、低侵襲の関節外科手術を行っています。
手術は、低侵襲かつ正確、強固に行うことで痛みが軽く、早期離床が可能となります。また多くの疾患でクリティカルパスを導入しています。
手術症例のみならず、保存療法にも力を入れており、保存治療目的の入院、高齢者の脊椎の圧迫骨折も積極的に治療しています。
厚労省から発表された平成22年のデータにおいて、年間のDPC対象患者数が 筋骨格系(MDC07)は広島県で3位、外傷系(MDC16)は広島県で1位になりました。急性外傷と慢性疾患の治療をバランス良く行っているといえるでしょう。 「疾患別・患者数ランキング」へのリンク
| 外傷 | 骨折手術 | 上肢 | 211 |
| 下肢(人工骨頭以外) | 170 | ||
| 下肢(人工骨頭) | 30 | ||
| 骨盤 | 0 | ||
| 抜釘 | 190 | ||
| 関節 | 鏡視下ACL再建 | 59 | |
| 鏡視下PCL再建 | 1 | ||
| 鏡視下その他 | 肩 | 145 | |
| 肘 | 5 | ||
| 手関節 | 2 | ||
| 股 | 2 | ||
| 膝 | 207 | ||
| 足関節 | 5 | ||
| 下肢骨切り | 68 | ||
| 人工関節 | THA | 23 | |
| TKA | 87 | ||
| TSA | 13 | ||
| TEA | 1 | ||
| その他の関節 | MPFL再建 | 2 | |
| その他の靱帯再建(鳥口鎖骨靱帯再建、肘側副靱帯再建など) | 8 | ||
| Elmslie-Trillat手術 | 4 | ||
| その他(遊離骨軟骨の骨釘による骨接合、モザイクプラスティーなど) | 7 | ||
| 脊椎・脊髄 | 頸椎 | 7 | |
| 胸椎 | 4 | ||
| 腰椎 | ヘルニア | 12 | |
| ヘルニア以外 | 26 | ||
| 脊椎・脊髄腫瘍 | 0 | ||
| その他 | 0 | ||
| 小児 | 0 | ||
| 腫瘍 | 生検 | 1 | |
| 骨腫瘍 | 良性 | 6 | |
| 悪性 | 0 | ||
| 軟部腫瘍 | 良性 | 28 | |
| 悪性 | 0 | ||
| 手 | 手根管症候群 | 36 | |
| ばね指 | 47 | ||
| 腱 | 23 | ||
| 先天奇形 | 0 | ||
| その他 | 36 | ||
| 足関節・足 | 足関節固定 | 0 | |
| 外反拇趾 | 3 | ||
| 足趾形成術 | 3 | ||
| その他 | 41 | ||
| 切断 | 上肢 | 8 | |
| 下肢 | 11 | ||
| 感染 | 切開排膿 | 8 | |
| 掻爬+α | 20 | ||
| その他 | 31 | ||
全症例の合計 |
1,591 |
【広島県】 福山市、府中市、神石郡、世羅郡、尾道市、三原市、東広島市、因島、生口島など
【岡山県】 笠岡市、笠岡諸島、井原市、浅口市、倉敷市、高梁市など
スポーツ障害の予防・診断から復帰までを対象としたスポーツ整形外科専門外来を週2日に強化し、リハビリテーションにも力を注いでいます。
スポーツ障害の治療において、整形外科治療やリハビリテーションによって症状が改善しても、多くの症例で見られるように、身体の使い方が以前のままでは痛みは再発します。10年度から投球動作などのコンディショニングおよびコンディショニング指導を専門的に行っています。
JFEスチール西日本硬式野球部、JFEスチール競走部、岡山県国体サッカーチーム(成年)のチームドクターを担当しています。また、10年度から髙原がサッカーJ2のファジアーノ岡山のチームドクターに加わっています。
スポーツによる肩関節、肘関節の障害や、五十肩の延長にある腱板断裂や変形性肩関節症などを、週1回加藤が担当しています。
早期診断、リハビリテーションなどの保存療法はもちろん大切ですが、必要な症例には積極的に関節鏡視下の手術を行っています。
週1回、髙原が担当しています。近年のリウマチの治療は早期診断、関節が壊れる前に抗リウマチ薬や生物学的製剤を用いて積極的に薬物治療を行います。
内科的な問題があれば内科と密接に連携し、関節や腱が薬だけではコントロールできないほど悪くなれば手術し、リハビリテーションを継続し、生活しやすい環境作りをする…など、多部門と連携しながら総合的にサポートしていきます。
整形外科を希望されている卒後研修医の方には、24カ月の研修期間のうち、最大13カ月を整形外科の研修に充てることも可能です(詳しくはこちら)。
「三つ子の魂百まで」といわれるように、医師としてスタートした最初の2、3年は最も重要な期間です。
ご本人のやる気さえあれば、当院スタッフは皆、世話好きですのでしっかりサポートします。 大変忙しい診療科ですが、その分、経験した知識や技術、病態に対するものの考え方は生涯の糧となるでしょう。
研修終了の2年後には、必ずや大満足で巣立っていただけると自負しています。
ぜひ一度、見学だけでも、軽い気持ちでどうぞお越しください。お待ちしています。
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