新緑の季節になりました。

冬には、枯れ枝のように見えた庭の木々、少し前まではちょっとだけ、若葉が見えてきたと思っていたら、この気候と程よい雨で青々と茂る庭の風景に変化しました。

毎年のことですが、植物の生命力には驚かされます。
手を加えることもなく、自然に順応することこそが一番輝くのだということを見せつけられます。

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それに比べ、人の生命力はどうでしょう。
自分もその一人ですが、身体を甘やかし、欲求のまま暴飲・暴食し、支障があれば、また手を加える。
なんとなく、植物に勝てないように感じます。image002

 

 

私たちは、医療現場で人の生命力に対して常に手を加えることを課せられます。
今、自分が関わっている「手術」・「注射」・「処置」・「チューブ留置」は、はたして患者さんの命を輝かせることに繋がっているのでしょうか。

残された、命の輝きを奪うことにならないでしょうか。

もしかしたら、自然の生命力を感じるこの季節は、私たちの生命への感性が新たに芽吹く時期なのかもしれません。

 

2018年6月7日 看護部長 比江島文江