看護部長の比江島です。

ホームページのリニューアルにともない、月に一度コラムを掲載することになりました。
当院のこと、看護への思い、日々の出来事から、
ハッとしたこと、ヒヤッとしたこと、へぇ~っと感心したこと、
ほっと心が温かくなったことなどをお伝えしていきたいと思います。
コラムタイトルは「看護部長のはひふへほっ」としました。
どうぞお付き合いくださいね。

さて、先日、伊勢神宮に行ってきました。
5月末のサミットの影響なのか、外国人の団体客が少なく、ゆっくり、伊勢神宮を見てまわることができました。便利になりすぎ、快適な生活に浸りきった日常とは、かけ離れた伊勢神宮境内の木々や川の流れ、そして日本の「神」が住まわれているという「社殿」。

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自然の恵みを口にして生き、自然が作り出す美しさに癒される私たちですが、日本人としての根源に足を踏み入れるのも、心落ち着くものです。

医療は進歩し、以前は不治の病と言われていたものも、治療できるようになりました。
しかし、平均寿命の記録は更新されても、全ての人に公平に訪れるのは、「老い」であり「死」だという自然の摂理は変わりません。そして、そのような人間の変化に職業として向き合うのが、私たち看護師です。だからこそ、専門職として「老い」や「死」に対する、確かな倫理観を個人が持ち合わせていることが不可欠だと感じます。

どんなに時代が変化しても、受け継がれていく「看護」の心を自分の中にも持ちたいものだと思います。

2016年4月13日 看護部長 比江島文江

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