私は最近、美容室を代えることになりました。
行き付けの美容室が閉店したためです。

突然のことで結構、落ち込みました。
その美容師さんとは10年以上の付き合いで、
そこは気を使うことも無く、肩書きのない自分でいられる空間でした。

誰しも、家庭以外の生活範囲で、深くもないけれど、ずっと長い年月繋がっている人がいるものです。
言葉にしなくても理解してもらえることは、心地よいものです。

美容師

さて、私たちは当院を利用されている患者さんに、長く繋がっていたいと感じていただけているでしょうか。

私たちこそ、疾患も生活も価値観も違う多くの方々と、医療という仕事を通じてお付き合いさせていただいています。

 

入院患者さんに言われた「この病院でよかった」という言葉

外来患者さんに言われた「ずっと、ここで働いていてほしい」という言葉

夜間救急患者さんに言われた「こんな時間に、ありがとう」という言葉

そんな、患者さんの言葉に何を感じ取り、どんな言葉を返すことができているでしょう。

 

手を繋ぐ医者と患者さん

 

信頼関係は簡単には生まれません。
しかし、ただ1度の関わりで大きな信頼を寄せてくださる場合もあります。
時々立ち止まって、自分が結んできた患者さんとの絆を思い出してみるのも、元気が出ることのように思います。

できれば、後輩の看護師たちに、「私の○○物語」を語ってほしいものです。

 

                  2017年7月19日 看護部長 比江島文江