青空も雲も、季節は秋です。
先日、孫の子供園の運動会があり、子供たちの練習した成果を楽しく見させてもらいました。

子供園には、車椅子の園児もいます。
これまでの行事では
なるべく他の子供たちと同じようにという
子供園側の思いを感じていました。
しかし、今回の運動会は少し違っていました。

演目は、マットの上で台になっている友達を次々に飛び越えるというものです。
競争ではなく、子供たちの運動面の成長を発表する場です。

私は、車椅子の園児は保育士さんが手助けして、飛び越えるという状況を予想していました。
しかし今回、その子に与えられた課題は、飛び越えるのではなく、友達のアーチを潜り抜けるというものでした。

 

 

 

 

スタートの合図とともに、その子は誰の助けもなく、マット上の友達のアーチをどんどん潜り抜けてゴールしました。

日々使っている上肢の筋力と上半身を使った動きは、他の子供たちが匍匐(ほふく)前進するより数段スピードがあり、あっという間に予定の距離を完走しました。

そして、どの園児にも同じ沢山の拍手です。

私が子育てをしていた頃には、このような光景を見ることはありませんでした。
違いは異質なものとしてとらえ、そこには優劣を感じました。

現在でも、それが全く無くなったわけではありません。
個性とは違いますが、違いを受け入れ認め合う、そして共に楽しむ。
とても、自然な感覚に思えました。

2018年11月5日  看護部長  比江島文江