診療科・部門
Departments & Divisions

小児科常勤医師の減少により、
小児科診療については2023年5月1日以降、以下の診療内容に変更させていただきます。
(1)2023年5月1日以降、中止する診療内容
●小児の入院診療
● 小児の一般外来診療(風邪・嘔吐下痢・発熱など、小児の一般的な症状を対象とするもの)
(2)今後も継続する診療内容
◎小児のアレルギー疾患を中心とする専門外来診療(完全予約制)
◎乳幼児健診・予防接種
ご不便ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。
一般的な感染症等急性期疾患から、専門的疾患を各医師の専門性を生かして診療しています。
2013年5月から、アレルギー学会認定教育施設となっています。
子どもたちは我々の希望であり将来です。小児科はそんな子どもたちを総合的に、また専門的に診療し、その成長を支えていきます。 入院診療では、軽症から中等症の入院加療が必要な患児を積極的に受け入れています。
高度先進医療や集中治療が必要な際は、福山市民病院や岡山大学病院等と緊密に連携をとっています。
※内視鏡的手術は検査の内数
年間入院患者数(延べ715人) | |
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呼吸器系疾患 | 67例 |
消化器系疾患 | 15例 |
腎尿路系疾患 | 2例 |
神経疾患 | 3例 |
川崎病 | 6例 |
食物アレルギー(負荷試験含) | 29例 |
アナフィラキシー | 5例 |
その他 | 25例 |
治療法・検査法 | |
食物負荷試験 | 25例(外来+入院) |
スパイロメーター・モストグラフ(広域周波オシレーション法) | 50例 |
呼気NO検査 | 350例 |
脳波(VEP、ABRを含む) | 200例 |
その他、MRI、CT等の画像診断、消化管エコー、腹部エコー、心エコー、遺伝相談など。
食物アレルギーの増加に伴って、食物負荷試験のニーズが高まっており、できるだけ早期に行うようにしています。喘息診療も気道炎症を目安にコントロールしており、喘息コントロールのさらなる向上を目指しています。 また、近年臨床応用されてきたダニやスギのアレルギーの舌下免疫療法にも取り組んでいます。
感染予防と患児の療養を重視し、小児病棟は個室を中心(2人部屋もあり)に構成しています。