院外処方について
現在、国の政策として、厚生労働省では質の高い医療サービスを目指して、積極的に「医薬分業」を進めています。
この流れを受け、当院も、2022年7月1日より、外来受診の患者さまに原則『院外処方せん』を発行しております。
患者さまのご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
お薬を受け取るまでの流れ
2. 伝票・処方せんの受け取り
- 診察終了後、外来診察室で伝票類と『院外処方せん』をお受け取りください。
3. 伝票・処方せんを窓口に提出
- 『院外処方せん』を伝票類と一緒に会計窓口に提出してください。
4. 自動支払機で会計
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会計の準備が整いましたら、自動支払機で会計を行ってください。
会計終了後、『院外処方せん』をお渡ししますので会計にお戻りください。
【希望する方のみ】
5. 希望の保険薬局へ送信
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『院外処方せん』は、薬剤師会が設置した院外処方せんFAXコーナーを利用して、あらかじめご希望の保険薬局へ送信することができます。
なお、FAXコーナーには担当者が常駐しています。
6. お薬の受け取り
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ご希望の保険薬局で『院外処方せん』と引き換えにお薬をお受け取りください。
院外処方Q&A
院外処方とは?
院外処方とは、厚生労働省が進める医薬分業の制度に伴い行われるものです。医療機関でお薬をお渡しする代わりに、院外処方せんを発行し、地域の保険薬局の薬剤師が処方内容を確認し、お薬を調剤し、お渡しするシステムです。
『院外処方せん』とは?
『院外処方せん』とは、診察を受けた医療機関以外の保険薬局で調剤してもらうための処方せんのことです。
どこの薬局でも調剤してもらえるの?
「処方せん受付」「保険薬局」などの表示のある薬局であれば、日本全国どこの薬局でも調剤してもらうことができます。ご自宅や職場の近くなど、ご都合のよい場所に、かかりつけ薬局を決めておかれることをお勧めします。
「かかりつけ薬局」とは?
ご都合のよい場所に決めた行きつけの薬局のことを「かかりつけ薬局」といいます。複数の医療機関にかかられて、薬を処方してもらっている場合、重複や飲み合わせが問題となることがあります。
あらかじめ、「かかりつけ薬局」を決めておけば、これらの問題を防ぐことができ、薬に関する相談が一元化できるため安心です。
支払いはどうなりますか?
保険薬局では、薬代、調剤料、薬の管理指導料などの保険負担分をお支払いください。院内調剤と比べ支払金額が若干増えることがあります。
ジェネリック医薬品(後発品)をもらうことはできますか?
ジェネリック医薬品への変更は可能ですが、薬によってはジェネリック医薬品のないものや、処方せんへ「後発品への変更不可」の指示があるものもありますので、
診察時に主治医に希望を伝えたうえで、かかりつけ薬局の薬剤師にご相談ください。
『院外処方せん』に有効期限はありますか?
『院外処方せん』の有効期限は発行した日を含めて4日間です。これを過ぎますと保険薬局での調剤ができなくなりますので、処方せんを受け取られたら早めに保険薬局へ処方せんをお持ちください。
院外処方せんの検査値記載について
当院では、院外処方せんに検査値の記載をしています。地域の保険薬局と連携を行うことで、患者さまへ良質かつ適切な医療を効率的に提供できるものと考えています。皆様方のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。