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院長ブログ
2023年6月

コロナ感染症の分類が5類に変更されて1か月が過ぎました。懸念されていた感染者数は穏やかな増加にとどまっています。また入院患者数では殆ど増加は見られず、病気の性質そのものが一般的な風邪に収束しつつあるように思われます。

人の集まる機会も徐々に増え、慎重な医療業界も少しずつ行動制限の緩和を推し進めています。この3年間を取り戻すことができませんが、この経験が将来の糧になるようにしたいと思っています。

安倍晋三元首相の回顧録で、パンデミックに対する備えが全くない中で感染対策を立案されていたことが今知らされています。後手後手に回る感が否めなかったのは文章の中身から見て取れます。そのような中で、世界で最も少ない部類に属する死者比率にとどめた、国民の理性的対応は誇るべき成果だと思います。

志村けんさんが亡くなったころ、感染すれば200人に1人は死に至ると、国民すべてが恐れた記憶はいとも簡単に忘れ去られています。今後も、パンデミックは忘れたころにやってきます。その備えをどんな形で継承し継続してゆくかが次代への我々の責務だと感じています。

 

病院長 浜田 史洋


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