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薬剤科
部門紹介

患者さまが安心してお薬を服用できるように、医薬品の安全・適正使用の推進をしています。 薬剤師の専門性を活かし、チーム医療の一員として良質な薬物治療に貢献できるように日々取り組んでいます。

スタッフ・・・薬剤師16人、補助者 3人

基本理念

医師、看護師、その他の医療スタッフと共に、すべての患者さまに、安全で良質な薬物療法の提供を目指します。

目標

正確で、質の高い調剤と服薬指導に努めること。
医薬品の安全性を確保するため、積極的に情報の提供をすること。
医薬品の品質管理と適正在庫に努めること。
薬剤業務の見直しを図り、効率化を目指すこと。
自己研鑽、人材の育成のための知識の吸収に努めること。

業務内容
調剤業務
薬の用法用量、相互作用などの処方内容を鑑査して薬を調剤します。当院は、禁忌薬剤の投与や重複処方等を防止するため処方監査システムを導入し、1枚の処方せんに対し複数名の薬剤師が関与するなど、 調剤過誤防止に積極的に取り組んでいます。効率的かつ安全に薬を提供できるように努めています。 また、当院で手術予定のある患者さまのお薬手帳内容を確認し、周術期に注意の必要な薬剤の有無をチェックして、安全に手術を受けられるように医師に情報提供を行っています。

当院では、2022年7月より院外処方せんの発行を開始しました。外来患者さまは原則院外処方となり、保険薬局にてお薬をお受け取りいただきます。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

注射業務
注射薬の用法用量、施用手技、投与速度などの処方内容の確認に加えて、他剤との配合変化や相互作用の有無をチェックし調剤を行います。 抗がん剤治療は、レジメン(治療計画)に基づいて適切かつ安全に行う必要があります。レジメンを基に前投薬、投与量、投与速度など厳格に確認を行っています。
高カロリー輸液および抗がん剤の無菌調製業務

高カロリー輸液や抗がん剤を清潔な環境で調整するために、クリーンベンチや安全キャビネットなどの無菌調整下で行っています。 2019年より抗がん剤暴露対策として、閉鎖式薬物移送システムを導入しました。 より安全に調整、使用できる環境整備に取り組んでいます。

病棟活動
当院では各病棟に担当薬剤師を配置しています。
担当薬剤師が直接ベッドサイドに伺い、持参薬の確認や服薬アドヒアランスおよび薬の副作用歴など患者さまの薬に関する情報収集を行い、 医療スタッフに情報提供を行っています。そして、新たに始まるお薬の治療目的や使用方法の説明、副作用の有無の確認を行っています。 服薬習慣をつけるために、持参された薬BOXやカレンダーに薬のセッティングを行う服薬支援も行っています。
その他、医師への処方提案、薬物血中濃度解析業務、薬に関しての相談応需、カンファレンスの参加および病棟の薬品管理など、病棟活動は多岐にわたります。
入院から退院まで患者さま一人ひとりにあった薬物治療に貢献できるように取り組んでいます。
外来化学療法室での服薬指導

薬剤師が直接ベッドサイドに伺い、化学療法薬の目的や投与スケジュールの説明、副作用の対処方法の指導を行っています。治療薬に関するさまざまな相談に応じます。医師や看護師などの医療スタッフと連携し、患者さまが安心して治療をうけることができるように努めています。

各種チーム医療への参加
薬剤師としての知識や技能を活かし、医療スタッフと連携したチーム医療の一員として参加しています。






薬学生実務実習指導

当院では薬学部生の病院実務実習を年間3~4名程度受け入れています。コアカリキュラムに沿って実務実習指導を行い、将来の臨床薬剤師の育成に貢献できるように取り組んでいます。

認定・専門・指導薬剤師等取得状況
日本病院
薬剤師会
日病薬病院薬学認定薬剤師 8人
日本糖尿病
療養指導士
認定機構
日本糖尿病療養指導士 1人
臨床腫瘍薬
学会
外来がん治療認定薬剤師 1人
日本
化学療法学会
抗菌化学療法認定薬剤師 1人
日本病院
薬剤師会
感染制御認定薬剤師 1人
日本薬剤師
研修センター
認定実務実習指導薬剤師 2人
日本臨床
栄養代謝
学会
NST研修40時間 3人
ひろしま肝疾患コーディネーター 1人

日本病院薬剤師会
 日病薬病院薬学認定薬剤師  8人

日本糖尿病療養指導士認定機構
 日本糖尿病療養指導士  1人

臨床腫瘍薬学会
 外来がん治療認定薬剤師  1人

日本化学療法学会
 抗菌化学療法認定薬剤師  1人

日本病院薬剤師会
 感染制御認定薬剤師  1人

日本薬剤師研修センター
 認定実務実習指導薬剤師  2人

日本臨床栄養代謝学会
 NST研修40時間  3人

ひろしま肝疾患コーディネーター  3人

先輩薬剤師の声


当院は一人の薬剤師が調剤、抗癌剤調製、病棟、院内製剤等様々な業務を幅広く行います。仕事をしていくうちにやりたいことが見つかると思いますが、やりたいことを尊重してもらえる職場だと思います。

私は病棟担当の補佐とICTメンバーの一員として活動をしています。入職2年目に病棟を任されました。大学病院などとは異なり、1つの病棟に1つの科ではなく内科・外科・整形外科など様々な患者さまをみることができ、毎日知らないことに出会えるのでやりがいがあります。調べても分からないことは先輩や医師も優しく教えてくれますので安心して仕事ができています。

病棟担当している時に感染症に興味を持ち、ICTに参加させてもらいました。ICTでは院内感染を防ぐために、感染対策のラウンドや抗菌薬の適正使用の取り組みを行っています。

まだやりたいことが見つかっていない学生さんも一緒に仕事をしながら探していきましょう。

2017年度入職・男性

入職してから調剤業務・注射業務・混注業務・病棟業務など、様々な仕事を任せてもらいました。

特に病棟業務では、電子カルテから入院患者さまの症状や処方意図を把握することができ、様々な病気の症例や医療情報から豊かな経験を積むことができます。また多職種カンファレンスなど、チーム医療に参加し、患者さまの治療に直接関わることができ、やりがいを感じています。

分からないことがあった時は、頼りになる先輩方にサポートしてもらい、日々成長を感じています。

働いている年齢層は20代~60代と幅広く、敷地内に保育所もあり、仕事と子育てを両立できるため、結婚後も働きやすい環境です。

2018年度入職・女性


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