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看護部
優しさ・安心・心にとどく看護を
当院看護部は、「私たちは誠意と思いやりを持ち、‘最幸の医療 ’を提供します。」という病院理念のもと、看護部の理念「優しさ・安心・心にとどく看護」を日々の看護の中で実践・継承してまいります。

また、地域密着型の医療を提供する中で、患者さま、ご家族と寄り添うことを大切に、安全で安心できる看護を提供できるよう、自律できる看護師の育成に力を注いでおります。

「顔の見える」関係を大切に、職員同士のつながりがお互いの成長につながる、そんな職場環境作りに取り組んでいます。

日本鋼管福山病院 看護部長 加藤美代子
基本理念

私たちは、優しさ・安心・心にとどく看護をめざします。

基本方針

患者さまを尊重し、満足される看護を実践します。
地域社会のニーズに応じます。
安全・安楽な看護を提供します。
看護の知識・技術を高める努力をします。
知恵と工夫で、効率の良い看護を実践します。

特徴・特色

患者さまに信頼される医療を提供するため、看護の質の維持、向上、改善に努めています。
働く仲間を価値あるものとして大切にし、仲間を信じて頼りにします。
教育・研修体制が充実しています。信頼され質の高い看護の提供ができる看護師を育成します。
大企業と同様の充実した休暇制度、福利厚生制度などがあり働きやすい環境を整えています。

 
部署紹介
西3病棟
特徴・特色

西3病棟は急性期一般病棟です。内科全般、外科・整形外科・泌尿器科・眼科の手術を受けられる患者さまが入院されています。 地域の医療機関との連携による在宅復帰に向けた緩和ケアやスムーズな退院支援の強化に取り組み、術前後の看護が安全かつ円滑に行われるよう努めています。

モットー

「笑顔と優しさ、心に届く看護」を心がけています。

私たちが目指す看護

患者さまが安全・安楽に療養生活が送れるよう努め、西3病棟に入院してよかったと言ってもらえるよう日々邁進しています。

西4病棟
特徴・特色

西4病棟は、43床の回復期リハビリテーション病棟です。リハビリに励む患者さまへ、身体面と心理面に配慮したケアを心がけています。 主に整形外科疾患の患者さまが多く、8割以上を占めています。在宅復帰に向けたリハビリを療養生活に継げていけるよう、セラピストの他に薬剤師や管理栄養師との連携を図っています。 さらに在宅復帰のための退院支援では地域連携室との情報共有と共に、患者さまとご家族とのコミュニケーションを大切にしています。入院が長期に及ぶため、介護福祉士を中心に季節感のある飾りを工夫し、癒しの空間作りに努めています。

モットー

「多職種で情報を共有し、信頼される看護」に努めています。

私たちが目指す看護

患者さまとご家族の意向を踏まえ、安心して退院後の生活が送れるように多職種と連携をとりながら、温かみのある看護を目指します。

南4病棟
特徴・特色

南4病棟は56床の地域包括ケア病棟です。主に整形疾患の急性期治療を終了し、すぐに在宅や施設へ移行するには不安のある患者さまに対して、スムーズに在宅復帰が行えるよう、多職種で自立支援を行っています。

モットー

患者さまの「痛いところ、かゆいところに手が届く看護」に努めています。

私たちが目指す看護

多職種連携を密にしたチームワークで、入院時から退院後の生活を視野に入れた安心・安全な看護を提供できるように尽力しています。 不安なく在宅で生活ができるよう、一人ひとりに寄り添い、心のこもったあたたかい看護の提供に努めています。

南5病棟
特徴・特色

南5病棟は42床の急性期病棟です。整形外科は肩・膝・大腿骨・壊疽系などの手術適応疾患の患者さまが多く入院されます。

モットー

「やさしさ・明るさ・元気が届く看護」に努めています。

私たちが目指す看護

1日の平均入院患者数は5~6人、整形外科手術件数は4~5件の中で、術前術後の不安を最小限にとどめ、安全に術後ケアを行っています。また、入院時より退院後の生活を見据えた療養が行えるよう、多職種連携を行い、安心して生活が送れるような関わりを心掛けています。そのためにも、プライマリーナーシングを強化し、患者さまやご家族の思いに寄り添いながら、患者さま一人ひとりに個別性のある看護を提供できることを大切にしています。

中央材料・手術室
特徴・特色

手術室では、患者さまに安心して手術を受けていただくため、看護師間の情報共有と医師との連携を大切にしています。また手術についての疑問を解消し、少しでも緊張感が和らぐよう手術前訪問を行い、患者さまとコミュニケーションを図る時間を持つよう心がけています。

モットー

患者さんの安全・安心を第一に、患者さんの声に耳を傾け、手術看護に生かしていきます。

私たちが目指す看護

術前訪問ではわかりやすく丁寧な説明を心掛けています。患者さまの気持ちに寄り添う看護を目指し、日々の振り返りを継続しています。

透析センター
特徴・特色

透析センターには、透析看護認定看護師を含め12名の看護師がいます。医療技術の進歩により長期透析患者の割合は増え、患者層も高齢化し、合併症をはじめとする様々な問題を抱えています。私たち看護師は、患者さん・ご家族に寄り添い、患者さんご自身が持つ力を引き出し、実践可能で具体的な方法を共に考えることを心掛けながら、個々に合わせた日常生活の指導を行っています。また、血流障害のリスクを抱える患者さんへ「いつまでも自分の足で歩けるよう、足を大切に」を合言葉に定期的にフットケアを行いながら、重症化予防にも積極的に取り組んでいます。

モットー

「患者さまに明るく そしてやさしく」を心がけています。

私たちが目指す看護

患者さまが安全で安心して治療が受けられるよう知識、技術の向上に日々努め、質の高い看護を目指しています。

外来・入退院支援室
特徴・特色

患者さまの状態や治療方針を踏まえて身体だけでなく、精神的、社会的なサポートを含めた支援を心がけています。入院が決定すれば、患者さまやご家族が安心して入院治療ができるようにサポートを行っています。また退院を見据えて患者さまが望む場所で治療や療養が継続できるように、地域の各機関との連携を行っています。

モットー

「患者さまに寄り添い、やさしく丁寧で気配りのある看護」を心がけています。

私たちが目指す看護

「病気」ではなく「病気を抱えて生きる人」という視点を忘れず、患者さまやご家族の気持ちを尊重し、意思決定や療養生活の支援ができる「私のかかりつけ病院」を目指しています。

訪問看護室
特徴・特色

2023年10月から、当院にかかりつけの方に限った訪問看護を開始しました。体調の確認、処置、点滴など頻回の受診が困難な方の自宅に、慣れた病院のスタッフが訪問に入らせていただきます。院内の専門的な知識を持つ多職種と連携ができる当院の特徴を最大限に活用して訪問を行っていきたいと考えています。

モットー

地域で生活される一人ひとりの価値観を尊重し、ご利用者・ご家族の気持ちに寄り添う医療を提供します。

私たちが目指す看護

5つの目標を掲げて看護を行っていきます。

私たちは、人々が自分らしく暮らせるように、地域と連携を図ります。
私たちは、「安心できる居場所」となります。
私たちは、自信を持って「自分の家族」にも提供できる医療を行います。
私たちは、職員が生き生きと輝ける場所であるように目指します。
私たちは、研鑚を積み重ね、個々の強みを発揮していきます。

認定看護師

認定看護師とは特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する事が認められた看護師のことをいいます。日本看護協会が認定を行い、認定看護師には実践・指導・相談の3つの役割があります。

各領域で活躍する当院の認定看護師をご紹介します。

糖尿病看護認定看護師・特定行為研修修了 
岡崎 眞由美
糖尿病患者さまは年々増加し、そのため糖尿病専門医は重責を担い、1人の患者さまに多くの時間が割けない現状があります。当院ではインスリンポンプを含むほとんどの治療が外来で開始されるため、患者さまの言動や身体診察から臨床推論し、問題を見極め、医師につなぎます。整形外科の主治医からの指示で周術期のインスリン調整を担うこともあります。地域の健康教室への出前講座などの一次予防からCDE対象のセミナー講師など、糖尿病看護の向上を目指した活動も行っています。また地域の多職種の方々と顔の見える関係を大切にし、病院、在宅や施設と環境が変わっても安心して地域で療養できる連携を構築しています。
がん化学療法看護認定看護師 
池上 知嘉子
私たちの役割は、患者さんが安全で安心できる化学療法を提供し、有害事象の軽減を図り、その人らしく日常生活が送れるように支援することです。「吐いてしまう」や「仕事は不可能」といったイメージが強い化学療法ですが、病気・治療・有害事象が正しく理解でき、適切なセルフケアが行われることで苦痛は軽減できます。納得できるまで説明を続け、就労についても親身になって考えるよう心がけています。また、免疫チェックポイント阻害薬などの新規薬剤の登場で未経験の有害事象に遭遇するようになりました。看護師に対しても実践的な教育を行い、看護の質の向上を目指して日々努力しています。
糖尿病看護認定看護師 
清川 由美子
糖尿病を持つ人は年々増えていて、生活者としての価値観を大切にしながら療養行動に取り組めるよう一緒に考え、持っている力を引き出せるように関わることを目指しています。病棟には糖尿病合併症である足病変の患者さまも増えてきており、フットケアの重要性を実感しています。糖尿病を持つ人がその人らしく生活できるように日々取り組んでいます。スタッフへ実践を含めた指導を行い、看護の質向上に取り組んでいます。
透析看護認定看護師 
松田 和子
透析治療に対する向き合い方や生活習慣を知り、不安や悩み、疑問点を一緒に解決していくことが自分の役割だと考えています。慢性腎臓病4~5期で、透析が近いと考えられる患者さんに対しては、スムーズな透析の導入ができるよう、透析準備の説明や透析センターの見学を行っています。また、職員の勉強会も開き、腎臓病患者さんに対して一層の理解を深め、どの病棟でも安心して療養できる病院を目指しています。
認知症看護認定看護師 
中島 友美
入院する認知症患者さまは、身体の不調や環境の変化がストレスとなり、行動心理症状を引き起こすことがあります。認知症があるがゆえ、うまく自分の思いを表現できず、その「声なき声」が行動心理症状としてあらわれます。認知症ケアは、この「声なき声」に耳を傾けることから始まります。認知症患者さまの苦痛は何か、何が不安なのか、どうしたいのか、これらを探りケアを考えていきます。この度、多職種からなる認知症ケアチームが発足し、その一員として活動を始めました。多くの職種が集まることで、認知症患者さまへのケアは選択肢が増え、チームで関わることの重要性を実感しています。これからも認知症患者さまとの対話を大切にし、認知症患者さまが安心して入院生活を送れるように支援していきます。


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